WEB制作はオワコンとは思ってはいませんか。
まず、結論としてはオワコンとはなっていません。
では、なぜオワコンと言われるのか。
本記事では、オワコンと言われる理由や副業として稼ぐことができるのかについて紹介をしていきます。
ぜひ、続きをお読みください。
WEB制作はオワコン??副業では稼げない??
私が大学生であった7年前にはWEB制作だけでは食べていくことができない、WEB制作は稼げない、WEB制作はオワコンと言われていました。
しかし、今でもオワコンなど言われ続けていますが無くなっていません。それは今でも稼げるからです。
それでは、なぜオワコンって言われてるの?
それはノーコードやローコードツールでWEBサイト制作が出来るようになったことやWEBサイトの保有率が飽和状態になっているのが一因です。
今ではデザイナーが制作まで一貫して携わっていたり、WEB制作とマーケティングと組み合わせて提案する幅を増やしています。
稼げないといっている人が多いけど実際のところどうなの?
企業のホームページの保有率は90%越え‼新規でのWEB制作は飽和状態⁉
近年は常に企業の90%前後がホームページを保有しています。
その中でサービス業は90%弱と若干低い印象を持ちます。
しかし、サービス業に限ってはホームページ以外にも様々な販売経路があります。
例えば、ホットペッパーグルメやRettyなどの飲食店の口コミ・予約サイトです。
このことからもホームページだけでなく、様々な集客経路の開拓や企業の知名度上昇の取り組みなどが行われていることがわかります。
ローコードツール・ノーコードツールが栄える
今では無料のWEBサイトの制作できるツールや手軽に制作が出来るノーコードツールなどがあるため発注をせずに自身で作ることもできます。そのため、新規でのWEBサイトの制作案件が減少する一因になっています。
ただし、ノーコードツールはカスタマイズがしづらく、テンプレートの枠組みとなってしまうことが多いです。
クライアントは自身で制作したホームページが売り上げに全く反映しないことで満足出来なくなります。
新規でのWEB制作の案件が減っていますがこのような理由でサイトのリニューアルの案件が増加しているだけでなく、売上に直結するECサイトや採用ページなどの案件も増えています。
ノーコードツールは以下のようなものがあります。
- Studio
- ヤプリ
- Webflow
現在、採用や売上などに直結するサイト制作の案件が増えています。
クライアントがWEB制作を発注したい理由を考える
WEB制作を発注する目的は集客、売上、制作の手間・時間の短縮などが主な理由として挙げられるかと思います。
そのため、ターゲットにするユーザーを考え、マーケティングの視点も組み込まないことにはサイトへの訪問者は多くなることはないでしょう。
以下は矢野経済研究所の調査資料となります。
コロナ前まで(2018年)はサービス分野とデジタル分野がほぼ同等でした。
しかし、資料にもあるようにコロナの流行によりサービス業は大幅な減少となっています。
現在は屋内で楽しめるゲームや配信事業などの成長が目覚ましいです。
また、テレワークの必要性に迫られたことで物販系分野のPCやその周辺機器、家電製品などの市場規模の拡大に繋がりました。
ターゲットとなるユーザー層を考えないと案件獲得は難しい。
特にサービス分野の旅行代理店や飲食業などはコロナの影響で大打撃を受けているので現在の市場規模はより縮小していることが予想できる。
低収入高稼働?WEB制作は常に疲労困憊????
高収入・低稼働にはならない??
ランサーズやクラウドワークスなどで案件の採用人数が1人、2人ぐらいに対して何十人も応募しているのを見ることが多いです。
しかし、そこまで心配をする必要はありません。ライバルの人数が多くて自分は採用されないのではないか、こんなレッドオーシャンの市場では勝てないと心配になる気持ちもわかります。
応募者の多くは提案文でテンプレートを使用していることが多いです。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たると考えてテンプレートを使用していると考えられますが、WEB制作会社の多くの担当者が応募者の提案文を数多く目を通しています。
そのため、テンプレートと見破られた時点で余程出来がいいものでない限り、不採用となります。その結果、多くの応募をしなければ採用されなくなるため、応募数が膨らみます。
仮にテンプレートを使用する時は、以下のような自身でしか語れないオリジナルを作るようにしましょう。
- 自身がどのようなサイトの制作が得意であるか。
- クライアントにどのような提案が出来るか。
- 仕事をする上での信条 など
テンプレートのみではなく、自身でしか語れないオリジナル部分も必ず文章に組み込もう‼‼
営業方法を考える・見直す
WEB制作やWEBデザインの案件受注方法でまず最初に誰もがランサーズやクラウドワークスを思いつくかと思います。
実際のところ、ランサーズやクラウドワークスは営業方法として参入障壁が低い分、他の営業方法と比べて競合相手の人数は多いです。
また、ランサーズやクラウドワークスでは案件の価格が低めてあるだけではなく仲介手数料が発生します。自身の手取りはさらに低くなります。これが稼げないと言われる要因の1つです。
収入を高めるためにはランサーズやクラウドワークスで実績を早く作り、SNSやポートフォリオで自力で案件獲得できることを目指しましょう。
自力で案件獲得できるようになることで案件価格の交渉や提案などができるようになります。
低い案権価格になりやすい仲介サイトの脱却だけでなく、フリーランス副業としては珍しいテレアポなども検討してみるのもいいかも。
実績がない初回は低単価案件で稼げない
WEB制作で案件を受注し始めるころは確かに受注金額は低いかもしれません。
しかし、それは当たり前です。発注者の気持ちに立ってみてください。発注者は売上に繋げるWEBサイトの制作を実績のない人に頼むでしょうか。
多くの人は実績のない人に頼むのをためらうでしょう。その結果、実績がないうちは、案件の単価は低いです。案件の受注を始める際には、まず実績を作ってクライアントからの信頼・安心を勝ち取ることを大切にしましょう。
クライアントからの信頼・安心を勝ち取った後は継続的な案件の受注や金額交渉に繋げることもできます。
その他にも信頼・安心を勝ち取るにはメールなどの連絡に対してレスポンスが早いことや納品日の厳守、クライアントに報告・連絡・相談を都度行っていくことが大事になります。もし、納品日間近になっても報告・連絡・相談が一切なければ心配になります。
クライアントが心配せずに安心と信頼をして頂けるように、案件の進行報告や不明点が出来た際には確認を都度取るようにしましょう。
独学で遠回りしないためにオンラインスクールがおすすめ
学習コストを支払いたくないために独学で学習をしたいと考えている方はいないでしょうか。
独学で学習することは学習コストを抑えたりすることができますが、目標となるフリーランスや副業、転職達成までの学習時間のコストは多大になってしまうでしょう。
そのためオンラインスクールは使い方によってはとても有効になります。
独学との大きな違いは、ゴールまでの最短のロードマップが用意されているかどうかです。
オンラインスクールでは副業やフリーランス、転職など目標を設定しています。
その目標を達成するための最短のカリキュラムを各オンラインスクールが組んでいます。
また、以前までは受講費が20万から80万前後発生していましたが、現在のオンラインスクールではSNSでの集客などを行うことで広告費を抑え、低価格を実現しているところもあります。
近年ではX(旧Twitter)でオンラインスクールの「デイトラ」などが流行っています。
デイトラは学習内容があつく、サポートが充実です。
それにも関わらず受講料が10万円以下となっており、他のスクールと比べて低価格で提供をしています。
また、オンラインスクールによっては学習だけではなく、案件の獲得をするための営業方法を教えることがあったり、履歴書・職務経歴書の添削、面接練習などの転職サポートなどを行なったりします。
副業やフリーランスの営業方法を教わる際には案件の金額交渉や案件の相場なども学ぶことが多いです。
稼げるまでに発生する学習時間のコストを抑えるための先行投資として、オンラインスクールでの学習は選択肢としておすすめです。
独学では知ることが出来ない情報も、デイトラなどのオンラインスクールでは知ることができます。
そのため、フリーランスや副業の現場経験や金額交渉、案件の相場などの話は特に貴重です。
金額交渉が出来なかったり、案件の相場を知らなかった場合、クライアントから提示された仕事内容と報酬でそのまま受けることになってしまいます。
その結果、低収入・高稼働に繋がりやすくなります。
まとめ
今でもコーダーは必要とされていてオワコンではありません。
ただし、企業のホームページ保有率や市場規模から、今後はコードを書けるだけのコーダーなどは淘汰されていくことが予想できます。
そして、年々ノーコードやローコードツールは性能が向上されています。
今後淘汰されていかないためにも、WEBコーダー+WEBマーケティングなど、WEB制作と合わせて売り上げに直結する仕組みを考えていく必要があります。
また、仲介サイトでの営業方法に傾倒せず、ポートフォリオやSNSなどを使っての案件獲得と価格交渉も出来るようにしましょう。仲介手数料で収入が減っています。
クライアントが求めているのは売上に繋げることに尽きます。売上に直結するとクライアントに思ってもらえれば仕事を頼まれます。また、クライアントが払う金額以上の売上に直結した仕事をすることが出来れば金額交渉も可能です。
学習費用のコストだけではなく、学習時間のコストも考えることが大事。
オンラインスクールは目標までの最短ロードマップを敷いたカリキュラムを用意しており、学習時間のコストを抑えることが出来るのでおすすめ。
オンラインスクールによっては案件の金額交渉や相場なども学びます。後々実際に案件を取るようになった際に、金額交渉や相場を知っているかどうかで収入が大きく異なります。
ここまで「WEB制作はもうオワコンなのか」について紹介をさせて頂きました。
これからWEB関連のスキル習得を目指している方や独学のみで学習をしている方には、以下のプログラミング学習教材の記事もおすすめです。
こちらも、ぜひお読みください。