「やめる人の割合」に興味を持って、この記事を読んでいるあなた…本当にブログを続けていけるか不安になっているのではないでしょうか。
正直、私もブログ開始直後は3ヶ月も続けていけるとは思ってはいませんでした。
しかし、この記事を執筆している10ヶ月間は続けることが出来ています。
では、なぜブログを継続し続けることが出来ているのか。
この記事ではブログの挫折率や挫折する原因、挫折せずに継続する方法などについて紹介をしていきます。
ブログで挫折する人の割合
総務省の実態調査(2009年)では、ブログの挫折率は以下のようになっています。
1年以上:70%
2年以上:90%
3年以上:97%
2009年度の総務省の公式調査では3年継続している人は3%しかいません。
現在はブログやSNS上などで1年以上継続出来るのは10%〜20%と言われています。
ただし、こちらのデータはブロガーの経験則などの推測によるものなので、公式データではありません。
総務省がブログの実態調査をしたのは、2009年が最後です。
➡︎総務省 情報通信政策研究所
ブログで挫折する理由
ブログを始める敷居が低い
ブログの1年目の初期費用は13000円前後となっています。
ランニングコストが低い分、結果が出なくてもすぐにやめることができると考える人が多いです。
また、どのような目的でブログを運営していくのかを深く考えずに初めてしまう人も同様に多くいます。
ブログでは、目標を立ててから逆算してどのような行動が必要なのかをしっかりと考える必要があります。
・レンタルサーバー:約12000円/1年
・ドメイン(.com):約1000円/1年
※ドメインの種類やドメイン取得数などによって価格が変動する場合があります。
・WordPressテーマ:無料or有料
レンタルサーバーは1年間に約12000円の費用が通常発生しますが、各運営会社では頻繁にキャンペーンを行なっています。
そのため、12000円未満で年間契約が出来ることもよくあります。
また、ドメインの取得には約1000円の費用が発生します。こちらも同様にキャンペーンなどがあります。
例えば、レンタルサーバーと一緒に契約をすることで1つ目のドメインの取得が無料になるキャンペーンです。
レンタルサーバーの運営会社の中でも、「エックスサーバー」がおすすめです。
頻繁にキャンペーンを行っているだけではなく、ブログ初心者に向けたガイドも運営しています。
習慣になる前に記事の執筆をやめる
ブログに限らずに、生活の習慣として取り組めるようになることは大変です。
2015年にはロンドンで運動の習慣化の研究が行われています。
その研究結果で運動習慣の最低条件が、「1週間に4回以上の運動、6週間以上の継続」とわかりました。
同様にブログでも習慣化するには最低2ヶ月は日々継続していく事が大切になります。
参考文献(英文):運動習慣形成の研究記事
結果が出るまで待つことが出来ない
ブログでは結果が出るまで6ヶ月〜12ヶ月は必要となる事が多いと言われています。
そのため、継続してブログの運営ができずに挫折する人もいます。
私自身も同様ですが、Googleの検索エンジンで記事が表示(インデックス)されるようになるまで1ヶ月近くかかります。
それまでは、SNSなどで記事の発信を行うことで、モチベーションの維持に繋げるのがいいでしょう。
ブログで挫折せずに継続するには
得意な事や好きなことを記事にする
得意な事や好きなジャンルの内容を執筆しないと、ブログの継続は難しいです。
嫌いな事や苦手な内容のジャンルを執筆してしまうと、嫌いなことを調べたり、執筆したりすることが苦痛となります。
また、苦手なジャンルで執筆をすると、調べることに時間がかかるだけではなく、記事の正確性に問題が起こり、ユーザーに正確な情報を提供できない場合があります。
過密なスケジュールを組まない
必ず1日1記事を投稿するなど、過密なスケジュールを組まないようにしましょう。
過密なスケジュールを組んでしまうと、記事の質が落ちるだけでなく、毎日投稿することが自分自身の義務に変わってきます。
義務になることで、記事を執筆することが苦痛となり、継続することも困難になることに繋がってしまいます。
自分自身もブログ開設直後は、新規記事の投稿を過密スケジュールで組んだことがあります。
でも、ネタが思いつかず、スケジュール通りに出来なかったときには自己嫌悪に陥ったんですよね。
そうような悪循環を避けるために、その後からは余裕のあるスケジュールを組むように変えました。
雑記ブログにする
収益を上げたい場合は、雑記ブログより特化ブログの方がおすすめです。
ただし、特化ブログは記事のネタに困ることがあります。
逆に雑記ブログは様々な内容を記事にできるためネタに困ることはありませんが、特化ブログより専門性がないためユーザーのPVや収益が少なくなる傾向があります。
そのため最初は特化ブログとして運営を行なって、そのあとにネタで困ったら関連付けられるジャンルを広げるのことを検討した方がいいでしょう。
雑記ブログにすることで、興味があるジャンルのみの記事を書くことが可能です。
最初にも言った通り、収益の発生などをさせやすくしたい場合は特化ブログがおすすめです。最初から雑記ブログにはしない方がいいです。
まとめ
今回は「ブログの挫折率は9割」であることと、挫折をせずに継続してブログに取り組める方法を紹介しました。
特化ブログにすることも大事ですが、ブログを継続していく方がもっと大事です。
特化ブログが難しく感じたら、特化ブログに執着をしすぎずに、徐々に関連するジャンルも扱うようにして幅を広げていきましょう。
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