ドラマや漫画などで、何も見ずに「バババ」とソースコードを書いている人を見て、すごいと思ったことはありませんか。
過去の自分もかっこいい、すごいと思っていました。
しかし、現実としては何も見ずに全て暗記してコードを書くことはないです。
むしろ全て暗記することは不可能です。
では、実際はどうすればいいのか。
この記事で紹介していきます。
ぜひ、続きをお読みください。
暗記をしなくていい3つの理由
プログラミング言語の数が多すぎる
ユーザー数がある程度いるプログラミング言語は250以上あります。
派生言語を含めると1000以上であると推測されています(参考:PASONA TECH)。
また、1つのプログラミング言語のソースコードをある程度暗記しても、コピペでそのまま使えることはほとんどありません。
最初に最低限の言語を学習して、残りは必要に応じて学ぶことが大事です。
例えば、WEB制作の場合はまず必須となるHTML、CSS、JavaScriptを学びます。その後は、必要に応じてPHPなどを学習するのが効率的です。
片っ端からプログラミング言語を学習するのは非効率です。
プログラミング言語の流行と廃りの流動が激しい
2015年はJavaが1位、2021年はPythonが1位(2015年:4位)です。
2015年にあったPHPやRubyなどは、2021年のランキングではトップ10圏外です。
逆にApple社から2014年にオープンソースとして発表された「Swift」は、2021年にはドップ10圏内に入っています。
このようにプログラミング言語のランキングの入れ替えが激しく、流行と廃りが早いです。
そのため、1つ1つのプログラミング言語を暗記しようとしたらキリがありませんし、将来的に廃れて学習した言語が無駄になることもあります。
ネットなどで調べて使えるようになる力や使用ルールなどを身につける方が効率的です。
カンニングが自由
学校のテストとは異なってカンニングができます。
そのため、参考書を見たり、インターネットで調べたり、様々な解決手段を駆使することが可能です。
プログラミングの学習では暗記に傾倒するのではなく、調べる力や解決する手段を鍛えるようにしましょう。
ここまでで暗記をしてはいけない理由はわかりましたね。
次はプログラミングを身につけ方を解説していきます。
プログラミングの身につけ方
プログラミングスキルを身につけるには、インプットとアウトプットが大事です。
ただ、情報のインプットと言っても暗記のことではありません。
プログラミングやIT関連などの様々な参考書や記事、サイトなどで情報を見ることです。
繰り返して様々な情報を見ていることで、業務中にどこかの記事やサイトなどで見たことがあるなと思い出しやすくなります。
繰り返し思い出すことが多くなると、どこから情報を引っ張ってくればいいのかがわかるようになったり、自然と自分自身のスキルとして身に付いたりします。
最初はプログラミングの基礎を身につけるためにインプットが主体となります。
次第に出来るようになったら、成果物の作成などのアウトプットが主体です。アウトプット中にわからない箇所が出たら、調べるの繰り返しになります。
本
本で学習をする場合、書いてあるコードを読みながら、実際にPCを使ってアウトプットをすることが大事になります。
本を読むだけでは、プログラミングスキルを身につけることは出来ません。
プログラミングの本の価格帯は、1500円から3000円前後のものが多く、専門書は高い価格のものが多いです。
低価格のサブスクもあるので予算に応じて検討をしましょう。
インターネットでの検索
インターネットで検索をすると、様々な学習方法が出てきます。
一例として、Youtubeの学習動画やブログなどです。
インターネット上で紹介されているプログラミングの情報は、古い場合もあるのでその点は注意しましょう。
オンライン教材
TwitterなどのSNSで流行しているプログラミング教材は、Progateやドットインストール、paizaラーニングなどが挙げられます。この3つについては、月額1000円前後の低価格で提供されています。
ほとんどの低価格のプログラミング教材では、コードの書き方の基礎を身につけることを目的としており、成果物の作成課題などはありません。
WEB制作を月額3000円以内で学習したい方は以下の記事がおすすめです。
自分自身のスキルで不足している箇所を補える学習サービスを選択するようにしましょう。
プログラミングスクール
多くのプログラミングスクールは、目標達成までのロードマップを作っており、学習コンテンツとプログラミングの制作物を課題の提供などを行っています。
スクールは未経験者が目標を達成できるように、インプットとアウトプットを考えているので、基本的にカリキュラムの通りに進めれば問題ありません。
ただし、受講費が数万円から数十万円となることが多いです。
最初に単発でメンターを雇って学習方法を相談し、その後は独学で学んでいくのもありです。
最大9ヶ月間で1000時間学習するプログラミングスクールです(カリキュラム終了時の想定学習時間)。
独走力があるWEBエンジニアを目指したい人におすすめです。
➡︎1,000時間の本格派スクール【RUNTEQ】
まとめ
- プログラミング言語は250以上と多い
- 目標の達成に必要なプログラミング言語のみを学習する
- プログラミングでは、インプットよりアウトプットが重視される
今回は、暗記をしなくていい理由について紹介しました。
プログラミングを学習する際には暗記に頼るのではなく、解決手段を磨いていくようにしましょう。
もし学習方法に不安がある方はプログラミングスクールに通って、正しい学習方法やスキルを身につけることがおすすめです。多くのプログラミングスクールでは無料相談があるので参加をしてみるのも良いでしょう。
現在、WEB制作のスクールへの入会を検討している方には以下の記事がおすすめです。
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