本記事では、挫折する理由と挫折しないための方法について紹介していきます。
近年ではオンラインスクールや専門学校など、学習できる場所は多く提供されていますが独学で学習をしたい方もいるかと思います。
独学との大きな違いは、目標までの最短ロードマップ(カリキュラム)が用意されていることとモチベーション維持のためのサポートなどがあることです。
もしこの時点でプログラミングスクールを検討している方は、最低でも質問が出来る環境と目標達成までのロードマップ、フィートバックがあるところを選ぶようにしましょう。
それでは本題となる独学でのプログラミング学習をしてしまう原因について紹介していきます。
どうすれば挫折しないかについても見ていきましょう。
挫折してしまう理由
プログラミングを学ぶ目的に具体性がない
「テレワークで働きたいからエンジニアになろうかな」とふわっとした気持ちで学習をしている人は挫折することに繋がりやすいです。
どのくらい稼ぎたいのか、IT業界にエンジニアとして就職・転職をしたいのか、何を開発したいのか、どのような働き方をしたいのかを具体的な目標を考えておきましょう。
質問する場所がない
独学をする際にわからないところが出てきた際に、解決が出来ずに挫折してしまいます。解決するために質問できる場所などを見つけておくことが大切です。
解決方法については「本での学習のデメリット」の部分で紹介します。
相談や質問が出来る場所を見つけておけば、一人で抱え込まずに学習をしていくことができますね。
次に独学ではどのような学習方法があるか紹介していきます‼
独学での学習方法とは
前提としてエンジニアは、PCの前で手を動かしてプログラミングを書いていくことが基本的な仕事です。
本での学習でも、読みながら実際にPCを使って手を動かしてみることが大切になります。
独学での代表的な学習方法としては、本を読むこととインターネットで調べることの2つが挙げられます。
ただし、本での学習とは学校のように本を読んで、本に載っている問題を解いて、ノートに書くわけではありません。
本のみではインプットすることが出来てもアウトプットしてスキルを身に着けることは出来ません。
そのため、本を使って学習をする場合には、他の学習方法と組み合わせてアウトプットをすることが大切になります。
(例:本+Youtube動画、本+オンラインサービスなど)
学生の時も教科書を読んでインプットを行った後、問題集でアウトプットをして実際に解くことが出来るかを確認していましたね‼
同様にプログラミングでも本を読むだけでなく、PCでソースコードを書いてアウトプットをすることが大事‼
プログラミングの本での学習のメリットとデメリット
本のメリット
本のメリットは大きく分けて3つあります。
本で学習する1つ目のメリットは2000円~3000円前後で購入が出来て、繰り返し学ぶことが出来ることです。電車の中の通勤時間などを有益な時間として使うことが出来ます。
2つ目は、出版される際に精査がされるためネットより信頼度が高いです。ネットでは様々な情報が溢れているため、読むユーザー自身が本当の情報かどうかを判断しなければなりません。
3つ目は、本1冊で広い範囲をカバーしていることです。プログラミングの全体を把握することに役立ちます。
本での学習のデメリット
本で学習するデメリットは、読んでわからない箇所が出てきても質問が出来ないことです。本でわからない箇所が出てきた場合は、以下のようなものと組み合わせて解決するようにしましょう。
・ネットの質問掲示板への質問の投稿
・SNS上での質問
・メンターへの依頼
・プログラミングスクール への入会
・オンラインサロンへの参加 など
上記のような解決方法を用意せずに、本での独学で解決できないことが発生した場合に挫折することに繋がりやすいです。
また、本の情報は古いことが多いです。
そのため、本を購入する場合にはその本の発行日や版数、刷数などを気にするようにしましょう。
初(第1)版→1番最初に印刷して発行された本
初(第1)版第2刷→第1版を2回目の印刷で発行された本
第2版→初版から1回の加筆や修正がされた本
第2版2刷→第2版を2回目の印刷で発行された本
発行日が新しいほど情報が新しめなことが大半です。また、基本的に版数や刷数が多いほど売れ行きが良い(人気や需要がある)本となります。
著者が書く際に参考にしたもの(参考文献)や本の発行日、版数、刷数などの情報は、本の最後のページのあたりに書かれています。
本以外でも情報源は新しいものを探すことが大事ですね!
次に本を選ぶ際の注意点を紹介します‼
本を選定する際に注意点
本を選ぶ際には、開発環境の設定方法やソースコードが書いてあるものにしましょう。
なぜかというと、書いてある通りに開発環境の構築やプログラミングの実行を実際にPCで行っていくことが大切だからです。
PCを使って自分自身でソースコードを書いていくことで、プログラムの実行までの過程も理解することが出来るようになります。
エンジニアになるために学習する場合には、解決するための手段を学ぶことが大事です。
独学経験者の声
プログラミングを独学していたとき、調べても調べても分からないことがあって、数ヶ月悩んでいた。
引用元:Twitter
自分の限界を感じて講座を購入。そして講師にその悩みを質問したら1日で解決…笑
ほんと時間をムダにしたな〜と。
人生300年もないし、早く結果を出すためにも「時間にお金を使う」ことは大事ですね
プログラミングをやりたいと思っている人は独学は絶対やめた方がいいです!!
引用元:Twitter
私も初めは独学で始めましたが誰にも相談ができず挫折しました。なので誰か相談できる場所で学習しましょう!
独学経験者からのツイートの発信からもわかるように、わからない箇所が出てきた際には相談できる場所や講師(メンター)を利用することがおすすめです。
相談や解決が出来る手段を使わずに自分自身で悩み続けることは、挫折をしたり、遠回りをして時間を大幅に消費してしまうことに繋がってしまいます。
必要に応じて解決できる手段を見つけておきましょう‼
まとめ
- プログラミングを学ぶ目的を具体的に決める
- 本で学習をする場合は、「本+α(Youtube動画など)」のように組み合わせる
- 本のメリットは繰り返して学習出来ることと内容の信用度が高いこと、本1冊で広い学習範囲をカバーできること
- 本を読んでわからない箇所が出てきてもいいように、疑問点の解消が出来る場所などを見つけておく
(SNS、質問掲示板、メンター、オンラインスクール、オンラインサロンなど) - 本を選択する場合は、最低限環境構築の方法とソースコードが書いてある本にする
ここまでで、独学で挫折してしまう理由について紹介をさせて頂きました。
本で学習する際には、本のメリットを最大限に活かして使うようにしましょう。