ブログとプログラミングの両方をしたいと考えていませんか。
結論として、どちらもメリットとデメリットがあるため、どっちがいいかは各人で異なります。
ただ、「両方一緒にインプットして学ぶ」ことはおすすめしません。
両方一緒にインプットを行うと、成果に繋がるようになるまで長い時間がかかります。
では、プログラミングとブログがどちらがいいのか。
この記事では、それぞれにどのような特徴があって、どのような人におすすめなのか詳しく紹介していきます。
ぜひ続きをお読みください。
ブログとプログラミングのどっちがおすすめか
ブログがおすすめな人
ブログは労働時間に応じて収益が得られるものではありません。
結果が出るまで、継続的に根気よく執筆し続ける忍耐力があり、文章を書くのが好きな方におすすめです。
最初インデックス(検索エンジンへの登録)が遅いので検索エンジンからの流入はありません。また、ブログには答えがないので傾向がわかっても、どのような行動をすると必ず収入になると断言することはできないです。
執筆の労働力に応じた収入が欲しい方については、ライターの職種をおすすめします。
以下は、WEBマーケティング全般(ブログ、SEO対策、SNSマーケティング、ライティング、広告、Youtubeマーケティングなど)を学ぶことができるWEBマーケティングスクールの記事です。興味がある方はこちらもぜひお読みください。
プログラミングがおすすめな人
プログラミングはITエンジニアに必要なスキルで、プログラミング言語の流行廃りが激しいです。
一定の期間のみの学習ではなく、継続して技術を磨き続けることが必須となります。
継続的な学習をすることに苦に思わず、ITスキルを身につけ続けられる方におすすめです。
継続して学習時続けることが出来ない方には、プログラマなどのエンジニア職は向かないです。
プログラミングの学習量にもよりますが、数ヶ月間しっかり学習時間を確保して学べば、未経験からのエンジニアへの転職や案件獲得につなげることは可能です。
民間企業で使用されるプログラミング言語は流行廃りが早いです。
ただし、行政機関の場合は古いシステムを使っているため、なかなか廃らないです。
未経験でオンラインスクールへの入会を検討している方は以下の記事もおすすめです。
ブログとプログラミングの比較表
ブログとプログラミングは、以下の表のことが出来る方・好きな方におすすめです。
ブログ | プログラミング |
---|---|
サーバーやドメイン費用として年間13000円前後の出費ができる方(Amebaブログなどのブログサービス利用の場合は無料) | 継続的に学習ができる方 |
労働時間≠収益形態です。稼げるようになっても最初は微々たるもの。根気強く記事を書ける方 | プログラミングスキルを身につけたい方 |
軽微な記事のメンテナンスのみで、ほとんど放置しても継続的に稼いでくれるビジネスをしたい方 | 未経験エンジニアでの転職を目指す方 |
文章を書くのが好きな方 |
プログラミングとブログのどちらにも、メリットとデメリットがあります。
ぜひ、どちらが自分自身に合うか考えてみてください。
ブログとプログラミングの特徴
ブログの特徴
- ブログは成果が出るのが遅い
- ブログの報酬は主にアフィリエイトや、Google AdSense(アドセンス)
- ブログはストック型とフロー型の2種類
- 他のブロガーと同じことをしても再現性があるとは限らない
ブログは成果が出るのが遅い
ブログの記事を執筆してもすぐに成果は出ません。
ブログ開設当初は、インデックス(検索エンジンへの登録)されるまでに時間がかかります。
そのため、検索数が0の時期がしばらく続きます。
早く記事を読んでもらいたい場合は、TwitterなどのSNSで記事を紹介するのがおすすめです。
SNSで集客することで読者を短期間で増やすことが可能です。
ブログの報酬
ブログの報酬は主にアフィリエイトとGoogle AdSense(アドセンス)になります。
アフィリエイトについては「成果報酬型広告」とも呼ばれます。
サイト・ブログ運営者は、自分のサイトにASPに登録されているアフィリエイト広告を掲載します。
そして、ユーザー(読者)がアフィリエイト広告を経由して購入や申し込みなどをした場合に、サイト運営者に報酬が発生します。
※ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)…アプリケーションをネットワークの回線を介して提供する業者のこと。
Google AdSenseは、自分のサイトに掲載している広告をユーザーがクリックした際に報酬が発生します。アドセンスではGoogleが仲介して、広告主とサイト運営者を結びつける役目を担っています。
その他にもブログで自作(自社)商品をブログで販売する方法もありますが、参入がしやすいのは主にアフィリエイトとGoogleAdSenseです。
ブログはストック型とフロー型の2種類
ストック型 | フロー型 |
---|---|
普遍的な内容の記事 | 速報ニュースなど旬な内容の記事 |
フロー型より成果が出るのが遅い | ドレンドになっている内容を扱うので、ストック型より成果が出るのが早い |
PVが継続的に集まる | 一時的に多くのPVが集まるが、継続性はない |
普遍的な内容のため炎上しにくい | トレンドは様々な人が短期間で見るため、センシティブな内容を扱う場合は特に炎上がしやすい |
ストック型とは、プログラミングスクールの紹介や仕事術、転職情報などの普遍的な内容の記事のことを言います。
普遍的な内容なので、一度上位表示がされれば、継続的にPVが入ってきます。
フロー型は、速報のニュース内容や今話題の出来事などを取り上げた記事のことを言います。
例えば、TwitterなどのSNSのトレンド入りをしている話題で記事を書くことです。
一時的にPVを集めることが出来ますが、流行が過ぎ去ってしまうと下火となります。
もし継続的なアクセスを集めたい場合は、記事を更新し続けるかストック型のブログに切り替える必要があります。
また、トレンド入りしているワードが全て社会的に良いものばかりとは限りません。
内容によっては批判に繋がりやすいものもあります(炎上しやすい)。
最近は特に、不用意な発言をするとSNSなどで炎上するので気をつけたいですね。
他のプロガーと同じことをしても再現性があるとは限らない
他のブロガーの記事やスクールで紹介されている内容は再現性が高いものも多いですが、同じことをすれば必ず同じ結果に繋がると言う訳ではありません。
Googleなどの検索エンジンは常に小規模から大規模のアップデートを行なっています。
特に大規模アップデートがされた後は、評価基準が様変わりしたことでそれまでの内容が通用しなくなっていることもあります。
プログラミングの特徴
- 報酬は成果物の納品、または雇用関係を結んでの月額報酬
- 未経験からエンジニアを目指す場合、数ヶ月の学習が必要
報酬は成果物の納品、または雇用関係を結んでの月額報酬
ブログと異なり、エンジニアはクライアントから依頼されたWEBサイトなどの成果物を納品する方法(成果報酬型)となります。
もし、自力での納品が難しい場合は契約書の内容にもよりますが外注も可能です。
それには人を雇う経費が発生しますが、外注することは納品が出来ずにクライアントとの信頼を揺るがすことや想定以上の案件数を抱え込むことを避けたり、実績を作ることも可能です。
もちろん、自分自身の力でググりながら完成をさせて納品するのが一番力が身につきます。
はじめはフリーランスとして独立するのではなく、会社員で実績を積んでから独立した方がスムーズに仕事を進められます。
未経験からエンジニアを目指す場合、数ヶ月の学習が必要
未経験からエンジニアを目指す場合、スクールでも学習時期間を3ヶ月としていることが多いです。
これはスクールに通った場合の学習期間です。独学をする場合は遠回りをして学習してしまうことが多くなるため、より多くの時間を費やすことに繋がりやすいです。
ここまでで、ブログとプログラミングの特徴について記載しました。
次にどんな方におすすめなのかを紹介します。
まとめ
- ブログもプログラミングのどちらもすぐには稼げません。
- 結果を出すまでの学習時間は月単位で必要です。
そして、その後も継続的な学習を続けていくことでスキルアップしていきます。 - プログラミングは労働時間=収益、ブログは労働時間≠収益です。
- プログラミングはPCとネット回線があれば費用は0円で済みます。しかし、ブログはドメインやサーバー代などで1年に13000円程の費用が必要です。
ここまででブログとプログラミングがどのような方におすすめなのかを紹介させて頂きました。
それぞれでメリットとデメリットなどがあるので、取り組む際にはぜひ参考にしてみてください。